接触解析の収束失敗
接触解析の収束失敗とは
先生、接触解析がどうしても収束しません。増分を小さくしても「TOO MANY ATTEMPTS MADE」で止まります。
接触解析の収束失敗は、接触状態の変化と力の平衡が同時に満たされない場合に発生する。非線形性が二重(幾何学的非線形+接触非線形)になるため、通常の非線形解析より難しい。
エラーメッセージと対策
Abaqus
Nastran SOL 400
メッセージ: *** USER FATAL MESSAGE 9023: SOLUTION FAILED TO CONVERGE AFTER xx ITERATIONS
NLPARM/NLPCIのKSTEP(剛性更新頻度)、MAXITER(最大反復回数)、CONV(収束判定条件)を調整する。DTINITで初期時間増分を小さくする。
Ansys
メッセージ: Force convergence value = xxx is not converged. Bisection will be performed.
Ansysでは NSUBSTで増分数を増やし、NEQITで最大反復回数を調整する。LNSRCH,ONでLine Searchを有効化する。
Line Searchって何をしているんですか?
Newton-Raphson法の各反復で、変位増分の大きさを最適にスケーリングする手法だ。オーバーシュートを抑えて収束を改善する。計算コストは5〜10%増加するが、接触問題での収束性改善効果は大きい。
ソルバーエラーの原因特定に費やす時間は、もっと短くできるはず。 — Project NovaSolverはエラー診断体験の改善を研究テーマの一つとしています。
次世代CAEプロジェクト:開発者と実務者をつなぐ
Project NovaSolverは、接触解析の収束失敗を含む幅広い解析分野において、実務者の知見を最大限に活かせる環境の実現を探求しています。まだ道半ばですが、共に歩んでいただける方を募集しています。
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