メモリ不足エラー — トラブルシューティングガイド

カテゴリ: エラー解決DB | 2026-02-20
out-of-memory-troubleshoot
問題解決のヒント

ソルバー別の対策

Abaqus

```

*STEP

...

*solver method=ITERATIVE

```

またはabaqus job=xxx memory="80%"でメモリ割当量を制御。

Nastran

```

NASTRAN BUFFSIZE=65537

NASTRAN SMEM=100

SOL 101

PARAM,SPARSE,1

```

SPARSE=1で疎行列ソルバーを使用。

OpenFOAM

ドメイン分割: decomposePar -method scotchで並列化しメモリを分散。

🧑‍🎓

反復法と直接法、どちらを選ぶべきですか?


🎓
  • 直接法: 確実に解ける。メモリ大。小〜中規模(〜50万DOF)
  • 反復法: メモリ小。前処理次第で速い。大規模(50万DOF〜)
  • ill-conditioned問題接触、非圧縮材)では直接法のほうが安定

トラブル解決の考え方

デバッグのイメージ

CAEのトラブルシューティングは「探偵の推理」に似ている。エラーメッセージ(証拠)を集め、状況(設定の変更履歴)を整理し、仮説(原因の推定)を立て、検証(設定の変更と再実行)を繰り返す。

「解析が合わない」と思ったら

  1. まず深呼吸——焦って設定をランダムに変えると、問題がさらに複雑になる
  2. 最小再現ケースを作る——メモリ不足エラーの問題を最も単純な形で再現する。「引き算のデバッグ」が最も効率的
  3. 1つだけ変えて再実行——複数の変更を同時に行うと、何が効いたか分からなくなる。科学実験と同じ「対照実験」の原則
  4. 物理に立ち返る——計算結果が「重力に逆らって物が浮く」ような非物理的な結果なら、入力データの根本的な間違いを疑う

ソルバーエラーの原因特定に費やす時間は、もっと短くできるはず。 — Project NovaSolverはエラー診断体験の改善を研究テーマの一つとしています。

メモリ不足エラーの実務で感じる課題を教えてください

Project NovaSolverは、CAEエンジニアが日々直面する課題——セットアップの煩雑さ、計算コスト、結果の解釈——の解決を目指しています。あなたの実務経験が、より良いツール開発の原動力になります。

実務課題アンケートに回答する →